説教くさくない良いドラマ|ギャルサー 5話

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 中村獅童、三船美佳の“ノロケ”に上戸彩ソワソワ

1児の母の三船が「旦那(THE 虎舞竜のボーカル、高橋ジョージ)が恥ずかしがってペアルックをしてくれない」と言うと、竹内結子(26)の夫で1児の父の獅童は「やっぱり恥ずかしいですよ」と男として代弁しつつも「でもしたいですね」とテレ笑い。上戸は「うらやましい」とソワソワしていた。

 

なるほどね。。。

こんばんは、はるとです。

 

さて、今日は

2016年4月15日〜2016年6月24日に放送されたギャルサー

第5話を紹介したいと思います。

 

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ギャルサーとは??

北島進之助(藤木直人)はジェロニモIII世(古田新太)に「イモコという少女を捜して

欲しい」と頼まれ、渋谷へ向かう。

 

街中で投げ縄を振り回すといった進之助の奇抜な行動に、柳下ら商店街の人々は

混乱する。そんな中、進之助はサキ(戸田恵梨香)らギャルたちに出会い、騒動と

困難に立ち向かっていく。(ウィキペディアより)

 

土曜日の日テレ9時の放送枠なので、今ですと、福士蒼汰土屋太鳳主演の

「お迎えデス。」の枠ですね!

 

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■第5話のあらすじ

渋谷のギャルサーが集まって、合同イベントをやることに。その

合同イベントをレミ(鈴木えみ)が代表であるエンゼルハートが

取り仕切ることになった。

 

サキ(戸田恵梨香)シズカ、スミレは契約書の署名を取り付けることを

ギャルサー内で頼まれるが、契約書をなくしてしまい・・・。

 

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感想

このドラマが良いなーって思うのは「説教くさくなくて」良いですよね!

ドラマのなかで伝えたいメッセージがあって、それをそのまま主人公に

しゃべらせるwというドラマの悪い見本というのがあるじゃないですか?

 

そういう所が全くないのが、ギャルサーだなーって。

 

 

別に登場人物に直接、メッセージをしゃべらせてはいけないというわけでは

ない。でもでも、それを多用しすぎると視聴者として「バカにしてない?」と

不快な気持ちになるのが不思議で不思議で。

 

 

で、このドラマ「ギャルサー」というは2つの理由で説教くさくない

良いドラマなんですよね?そこを説明していきますね。

 

①日本語がカタコト

主人公のシンノスケは外国に長く住んでいたカウボーイという

設定。なので、日本語がカタコト。

 

このカタコトって何が良いって説教くさいことを主人公が、言っていた

としても、中和してくれるところがあるんですよね。

 

 

②対比が分かりやすい

言葉で語らずとも、対比の関係でメッセージを伝える。

決して、多くを語らずともドラマって、メッセージを伝えることが

出来るんだなーという良い例だなーって思いました。

 

たとえば、5話のラスト、喫茶店のマスター(生瀬勝久)が奥さんに

追い回されるシーン。

 

 

これって一見すると、よくコメディ要素の強いアニメにある

「追いかけられて終わるシーン」

みたいじゃないですかw

 

ただ、よく考えると

・言い訳をせず、自分の非を認めたサキ(戸田恵梨香

・言い訳をして、自分の非を認めないマスター(生瀬勝久

 

という風に対比にもなっていますよね?

 

言い訳をしなかった人は「良い結果」が起きて、言い訳をする人は

「良くない結果」が起きる。

それが示されて終わる。

 

対比を使えば、伝えたいことを言わずとも伝えることが出来るんだなーって

なるほど!と思いました。

 

 

 

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今と過去のバランス|神はサイコロを振らない 5話

 

神はサイコロを振らない DVD-BOX

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トリノオリンピックって全然、日本活躍してないっすねー。。。

こんばんは!はるとです。

 

さてさて、今日もいつものように、神はサイコロを振らない5話を

紹介したいと思います。

 

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神はサイコロを振らない、とは?

日本テレビから2006年1月18日から3月15日まで、放送されていた

ドラマ(今の枠は堀北真希主演のヒガンバナ)。

 

1996年に東洋航空402便が、原因不明の行方不明に。

当時は乗客全員が死亡ということになったが、10年の時を経て

長崎空港に帰ってくることに。帰還した乗客と周辺の人物の

戸惑い、葛藤を描いたヒューマンドラマ。

 

 

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■あらすじ

ヤス子(小林聡美)はテツ(山本太郎)のプロポーズを断ったものの複雑な心境。

しかし、402便の乗客たちの世話係として次々と難題が持ち込まれ、自分の

ことは後回しにしてしまう。

 

霧島藍(矢沢心)と日向啓太(丸山智己)のカップルがいつまでも人目を

避けていることが気になるヤス子。そんな時、黒木亮(小清水一揮)から、

「お父さんに会いたい」と頼まれる。

 

10年前の事故後、亮の両親、誉(鶴見辰吾)と弥生(杏子)は離婚。亮は、弥生が

自分をアメリカに連れて帰ると知り、ヤス子に父親との再会を頼んだのだ。

その話を聞いた亜紀とテツも、誉を探す協力をすることに。

神はサイコロを振らない|日本テレビ

 

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■感想

前回、ヤス子はテツのプロポーズを断ったのですが、何で断ったんだろう?

って1週間ほど考えてました(苦笑)。

 

これって、ヤス子がテツに対して「好き」とか「嫌い」とかそういった

次元の話でプロポーズを断ったっていうわけではないよね。

 

そういう次元の話ではなくて「今の自分」「10年前の昔の自分」

ギャップをヤス子自身が感じていて、その昔の自分に戻りたくない

ということだったんだと思うんだよね。

 

 

「私は今を生きている」という前回の放送のラストのセリフは

「私は今を生きている(だから10年前とは違う)」という

意味だと思うんだよね。

 

って考えると「今の自分」がいて「昔の自分」には戻りたくない

ってどういうことなんだろう?

 

例えば、自分は10年前だと大学の4年生だけど、その頃の自分に

戻りたいか??

 

いや、タイムマシン的にやり直したいとか、そういうのは少しあるけれど

その頃の「考え方」の自分に戻りたいか?

 

いやいや、全然戻りたくないよね。今、自分は会社員になって

およそ10年。そのなかで培った方法もあるし、今の自分の考え方も

結構気にいっている。10年前の自分の考え方に戻るってありえない

でしょ?

 

 

なので、話を神はサイコロを振らないに戻すと、このドラマの面白い

ところは「今の自分を全否定」しているというわけじゃないところが

良いよね。

 

10年前との自分と向き合う形のドラマだと

「今の自分は不甲斐ない」

「昔の自分の情熱をもう一度思い出せ」

という図式になりがち。

 

だけど、このドラマの主人公のヤス子は「今の自分も結構気に入っている」

ところが良いよね。

 

例えば、亮君のパパを探しにいくときに、ヤス子は今までの経験に

より培われた探し方を提案する。これって、今までの自分の仕事や

生き方においての蓄積をヤス子自身が気に入っていることを

表した良いシーンだと思うんだよね。

 

なので、このドラマは今も肯定しつつ、10年前の自分も肯定しつつ

ヤス子自身の適切なバランスを取ろうとしながら、物語が進んでいく。

 

今日のラストでヤス子の感情が爆発した。さて、その「バランス」を

ヤス子自身はこれからどのように取っていくのか。。。

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細かいところまでこだわっている|野ブタ。をプロデュース 5話

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紀宮様、社会人になるのかー。「新社会人おめでとう!!

うーん、、、しっくりこない!こんばんは!はるとです。

 

 

さて、今日は野ブタ。をプロデュースの5話。早いもので折り返しです。

 

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■あらすじ

服装や髪型、外見をプロデュースすることで、見事、虐められっこの信子

堀北真希)を大変身させた修二(亀梨和也)と彰(山下智久)だったが、

信子には根本的な何かが不足しているように感じていた。

周囲のクラスメイト女子と比べ、信子に不足しているものは恋愛経験だと

考えた修二は、タイミングよくして信子に想いを寄せるクラスメイト、

シッタカの存在を知り、修二のガールフレンド、上原まり子(戸田恵梨香)を

巻き込んで、ダブルデートを決行するのだったーー。

一方、信子に恋心を抱きはじめた彰は、そんなデート作戦がおもしろい筈もなくーー。

果たして、それぞれの恋の行方は―――!?

 

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■感想

このドラマはやっぱり良いね!

前回が3人の友情が改めて再確認された回だったけれど

今回は3人の摩擦が描かれた回でした(その後に関係もより

強く修復されたけど

 

 

で、今回、このドラマに関して思ったのが、細かいところまで

きちんと描かれているなっていうところ。

 

 

例えば、今回、信子が来ていた黄色い服があったと思う。

 

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これって、

 

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2話で信子が着ていたものと一緒ですよね?

 

なるほど!信子は本当に服に興味がなくて、修二と彰が買ってくれた服

しか持ってないんだなーと。そういったことがきちんと描いている。

 

 

あと、彰が下宿している豆腐屋。

 

 

今のところ説明ないけど、豆腐屋の店主(高橋克実)の家にさり気なく

仏壇が置いてある。店主の身内が亡くなっているのかもしれない。

これは現時点でわざわざ説明しないのがいいなと。

 

 

その他に、今回の話のメインのキャラクターのシッタカは、第1話で

「知ったかぶりな男」としてさり気なく登場しているんですよね。

かつ、デート中、信子に話す会話も映画の「知ったかぶり」な

話になっているのが、きちんとしている。

 

そういった細かいところまで、きちんと描いているのが良いなーという印象。

 

作品に出ている小物だったり、会話だったりを「もしかして

これってこういう意味?」って捉えることが出来るのも

野ブタ。をプロデュース」の楽しみの一つです。

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