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「一生に一度しかめぐり会えない究極の恋」って嘘でしょ?|ナラタージュ

小説

 

ナラタージュ

ナラタージュ

 

 今日紹介するのは、島本理生のナラタージュ。

 

■あらすじ

大学2年生の春、泉に高校の演劇部の葉山先生から電話がかかってくる。高校時代、片思いをしていた先生の電話に泉は思わずときめく。だが、用件は後輩のために卒業公演に参加してくれないか、という誘いだった。「それだけですか?」という問いにしばらく間があいた。
「ひさしぶりに君とゆっくり話がしたいと思ったんだ」
高校卒業時に打ち明けられた先生の過去の大きな秘密。抑えなくてはならない気持ちとわかっていながら、一年ぶりに再会し、
部活の練習を重ねるうちに先生への想いが募っていく。

不器用だからこそ、ただ純粋で激しく狂おしい恋愛小説。

※ナラタージュ 映画などで主人公が回想の形で出来事を物語ること

 

 

■感想

ちなみに、あらすじですが

www.kadokawa.co.jp

 

こっから引っ張ってきました。

いやーなんか大絶賛のようで、期待大の作品ですよね??

 

余分な説明はいっさいしません。

ただ、最初のページを開いてください。

そうすれば、もうやめられなくなります。

ほんと、すごい。

 

こんなコピーもあって、いやー期待が高まる。

 

 

 

と、思って読んでいったんだけど、自分には合いませんでした。

 

 

っていうか、さっきの

 

余分な説明はいっさいしません。

ただ、最初のページを開いてください。

そうすれば、もうやめられなくなります。

ほんと、すごい。

 

このコピーずるくない?どんな本でも言えそうじゃない?www

 

余分な説明はいっさいしません。

ただ、最初のページを開いてください。

そうすれば、もうやめられなくなります。

ほんと、すごい。

 

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

 

これもありでしょ?w

 

で、話をこのナラタージュに戻すんだけど、自分には合わなかったです。

これ何でかな?と思ったんだけど、主人公って、おそらくそんな葉山先生のこと

好きじゃないと思うんですよね。だからだと思うんだよね。

 

 

いや、実際主人公は、葉山先生のことを今でも思い出したり、人生をかけた

恋に値したり、ってのは分かるよ。主人公自身が言っているよね。

 

 

でも、それ主人公がそう思っているだけじゃね?と。

 

 

多分、主人公はそんなに葉山先生のこと好きじゃないし、恋もしてないと

思うだよね。

 

 

で、これ何でかな?と思ったら「恋愛感情」の「結果」だけ、読者に提供されて

いるんで、読者としては、何で主人公が葉山先生のことを好きになったのか

よく分からないっていうか?

 

 

この小説って、恋愛感情の「過程」がよく分からない。

 

 

いや、今回の話は一目惚れに近いってのは分かるよ。ただ、その一瞬の出会いの中

でも「過程」って描けるんじゃない?

 

 

その一瞬の出会いの中にも

・主人公は葉山先生に会って、どう感情が移ろっていったのか?

・自分の過去の恋愛はこうで、どう葉山先生を感じたのか?

・主人公の今までの考え方があって、葉山先生に会った瞬間、どう考え方が

変わったのか?

 

 

色々と「過程」を描くことって出来ると思うんだよね?それが、クドいけれど

どうやら主人公は葉山先生のことが「とても好き」らしいと。そういう「結果」

だと。

 

 

で、その後の出会いの後に「映画のDVDを貸しあう」や「主人公のイジメに

似た人間関係のもつれの相談」といったくだりがある。

 

 

そのくだりでも「好きという感情の結果」だけが描かれていて、俺としては

読んでて「人生をかけた恋」とか嘘でしょ??と思っちゃたんだよね。

 

 

ってことで、読んでいることを思い出してみると、俺はイマイチ気持ちが

乗らなかったことを、ナラタージュしてしまいました。

(わざわざ使うなw)

 

 

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