いつの間にか演説ドラマになっていた|女王の教室 最終話
こんばんは。はるとです。
さてさて、早いもので女王の教室も最終話。視聴者の抗議殺到といった声も
ありましたが、無事に(?)最終話を迎えましたね。
■あらすじ
突然、倒れた阿久津真矢(天海祐希)。倒れたことにより、6年3組の
生徒たちを寝る間も惜しんで、見守っていたことが明らかになる。
阿久津真矢に対して、今まで反抗していた生徒たちであるが、先生ともっと
一緒に勉強したいと思うように。しかし、阿久津真矢が入院している病院に
生徒たちが見舞いに行くと、阿久津真矢の姿が見えなくなっていて。。。
■感想
女王の教室って、ほんとにくどいけれど、第2話って非常に良かったと
思います。和美(志田未来)が阿久津真矢に立ち向かう姿ってほんと
素晴らしいなって思いましたもの。
で、その名残りがあって、最終話まで見たのですが、なんというか
女王の教室ってあまり「良いドラマ」じゃないと思うのですが
いかがでしょうか?
この女王の教室のドラマって作り方として
・視聴者に対して刺激的な(強い否定的な感情を引き起こすような)映像
→テストの点で生徒の地位を決める。授業中にトイレに行くことを認めない
(おもらししてしまう)
・善と悪の分かりやすい二項対立
→主人公和美とそれをいじめる、個性のない他のクラス生徒
・分かりやすい説明
→登場人物は自分の感じていることを、言葉で”説明する”
この3つだと思うんだよね。
で、この3つの考え方というのは「視聴者というのは、刺激的なものを
求めていて、そして分かりやすい説明でないと視聴者は理解出来ない」
ということだと思うんだよね。
なので、見ていて「あー視聴者ナメられてんなw」と思っちゃって
不快な気分になっちゃう。
たとえば、今回の話で、阿久津真矢と生徒たちが最後に会うシーンがあったと思う。
これさ、生徒それぞれ全員に「演説させる」んだよね。
阿久津真矢に対しての気持ちを「先生!!」とか言いながら
ご丁寧にw一人一人に喋らせる。
こういうのって覚めません?
なんか、そういう「はい!ここで感動してくださいね」という演出が
出てきて、げんなりしていました。
ということで、結構前からだけど、げんなりするドラマだなと
「いい加減目覚め」てしまったというわけで。。。
次はどんなドラマを見ていこう?
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