最終話の印象が時間が経つと変わる不思議|野ブタ。をプロデュース 最終話
「10年前何してた?」ということで、2005年の1年を動画でまとめてみました。
見てみてくださいね!
こんばんは!はるとです。
さてさて、楽しかった野ブタ。をプロデュースも今回で最終話。
残念ですけど、紹介します!
■あらすじ
修二(亀梨和也)と彰(山下智久)と信子(堀北真希)は平山豆腐店で
クリスマスの雰囲気を楽しんでいた。
修二は父親の転勤の関係で転校することになるが、二人で言い出せないで
いた。そんな時に、今まで上手く笑えなかった信子が、修二に「今なら
上手く笑えるかも」と言って・・・。
■感想
とうとう終わってしまいました・・・。毎週楽しみで、大好きなドラマだった
のですが、終わってしまって残念に思います。
正直、最初の方はあまり期待していなかったドラマなのですが、見ていく
うちに、ドラマの出来に引きこまれて・・・。観終わった余韻にまだ
浸っているところです。
で、今回の話の感想ですが、このドラマの出来自体が良いので
「終わり方の印象が、時間が経つと変わる」
というのがあります(驚き!)。
どういうことか?以下、思いっきりネタバレ(笑)で
書いていきます。
まず、最終話の終わり方の印象として、最初自分はあまり
納得していませんでした。
彰が修二を追っかけて、転校してくるというのは、ドラマ的
というか都合が良すぎるというか、今まで積み上げた誠実な
印象を少し損ねるのでは?って思ってしまったんです。
確かに、彰の家自体が金持ちなので、転校することの可能性としては
全然、嘘っぽくはないですよ。
だけれども、彰の転校の展開は、フィクションっぽい胡散臭さを
生んでしまうし、かつ今まで「3人」を描いてきたのに、どうして
「2人」で終わってしまうんだ!!と少しがっかりしてしまいました。
と、ここで終わってしまうのが普通のドラマです。
野ブタ。をプロデュースのスゴいところは
「今までの話の出来がとても良いので❞何か意味があるのでは?”」
と見ている人に考えさせられる。ということなんです。
(それだけ、今までの話は良く出来てました!)
ということで、ドラマを観終わった後の余韻の中で、ずっと
最終話について考えてました。。。
すると、最初の印象とは違った「彰の転校」という面が見えて
きたんです。
「あれ?彰は今回の話で修二と信子が寄り添っている写真に
わだかまりを抱いているシーンがあったよな。。。」
「今回、修二が彰にこんなこと言っていたシーンがあったよな。。。
”誰かのためにって、自分を大事にしてないっていうことなのかな?
オレさ野ブタのために一生懸命にやってるときが一番自分らしかったかな。
おまえもそうじゃない?”」
おっ!!
彰は修二と信子にわだかまりを感じていながらも「修二のために」
転校をしようと思ったのではないか?
(実際、修二は転校に対して不安も感じていて❞父親に友達って作ろうと
思って作れないよね❞と漏らしている)
彰が転校をすると決断した過程は、描かれてないですが、彰が
迷いながらも「誰かのために」行動したシーンが彰の転校という
シーンなのではないか?
と、考えると非常に素敵な終わり方に見えるじゃないですか!!
最初の印象が変わるのも、それまでの出来の良さがあってこその!!
良いドラマでした!!