10年前ブログ大賞2005 5位から1位まで

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今年もあと、8日ですねー。。。

こんにちは!はるとです。

 

振り返ってみると、この1年で10年前の小説・ビジネス書・ドラマ・音楽を

26作品ほど紹介していきました。

 

その中でも、心に残った作品をしぼりにしぼって5つ紹介したいと思います。

名づけて10年前ブログ大賞2005

 

■5位 59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋 

harutohosi.hatenablog.com

 

「ネットで何万人が読んで大人気!!」といった当時(今もか?)

流行っていたような、クソつまらなそうなコピー。

 

いやー、つまらなそうだと思わせるんですが、良い意味で裏切ってくれます。

 

作者のアルテイシアさんの文章に対しての誠実さが伝わってくる文。

特に、的確な内面描写文章に対してのバランス感覚が秀逸。

 

■4位 わたしたちの田村くん

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4位にランクインさせてもらったのは、竹宮ゆゆこのデビュー作

わたしたちの田村くん

読んだ後に知ったのは、この竹宮ゆゆこさんはとらドラ!も書いた人の

ようですね。

 

主人公の田村くんが、ヒロインに対して「どうすれば良いか?」

思い悩んで行動する姿が、誠実に描かれています。

 

ラノベ的な突飛な行動も、その前の主人公が真剣に思い悩むシーンが

あるので、さすがの説得力!!

 

■3位 夜のピクニック

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3位は恩田陸夜のピクニックです。この本、後に多部未華子主演

映画化されましたね。

 

話自体は、日をまたいで歩くという、歩行祭を舞台にしているので、歩き

始めて歩き終わる。それを描いているのみ。

 

ただ、その中で心の移ろいや考え方の変化が感じられるような仕掛けに

なっていて、まるで実際に「歩行祭」を体験したような読後感

待っています。

 

■2位 不機嫌なジーン

harutohosi.hatenablog.com

 

画期的なドラマだと思います。

・登場人物のちょっとした友人が出たり(その友人はみんなと絡まず。それ以降

出てこない)

・ラストシーンの部分

・最初、出演したオダギリジョーがしばらく出ないで、終盤に再度出てくる

 

何が画期的って、人間関係の描き方がドラマっぽくなく現実世界の人間関係に

近づけている。

なので、現実世界の人間関係に近づけた演出がされていて、その人間関係を

元に恋愛模様が描かれている。いわゆる「共感」という感情が生まれました。

 

その「共感」を元に仁子の人生がどうなるのか?「あー!そっちに

なるのか!!」と一気に観させてもらったドラマです。

 

■1位 野ブタ。をプロデュース(ドラマ版)

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これは面白い!!

当時、自分は1話のみ観て止めてしまったのですが、、、

なぜ当時、全部観なかったのか。。。

 

亀梨和也の俯瞰したクールさ(後ほど変化)・山下智久の3枚目と人に対しての

誠実さ・堀北真希の意思の強さと意外性。

 

3人が良い関係性であって、毎週ドラマを観るのが楽しみな時間でした。

 

話自体は大雑把にいうと、堀北真希役の信子が変化をしようとする話。

 

その信子を取り巻く状況を毎週見ながら「今の自分は、あの頃の自分と

変化しているか?変化しないでいることは何か?」そう問いかけて

きます。

 

その問いかけを元に「よし!改めてここは変わろう!」「ここは変わらず

やっていこう!」

生きることに勇気が得られる。そんな作品でした。

 

ということで、あまりにも良い作品だったので、もう1回、最初から

観ようと思っていますよ(笑)。

来年は、どんな作品が待っているのでしょうか?来年は2006年に

発表された作品を中心に紹介したいと思います。