ギャルサー全否定|ギャルサー 最終回
■ギャルサー 最終回のみどころ
・ガッキー可愛い!
・観ているこっちの置いてけぼり感がスゴい!
・レミがエンゼルハート辞めよう!と言うことがびっくり!
■ギャルサーとは??
北島進之助(藤木直人)はジェロニモIII世(古田新太)に「イモコという少女を捜して
欲しい」と頼まれ、渋谷へ向かう。
街中で投げ縄を振り回すといった進之助の奇抜な行動に、柳下ら商店街の人々は
混乱する。そんな中、進之助はサキ(戸田恵梨香)らギャルたちに出会い、騒動と
困難に立ち向かっていく。(ウィキペディアより)
■最終回のあらすじ
シンノスケ(藤木直人)が爆発事故に巻き込まれて、瀕死の
境をさまようことになる。
シンノスケの危篤を受けて、急きょ日本に来ることになった
ジェロニモ(古田新太)はシンノスケを救うために「救いの儀式」を
することになる。しかし、それには5つのアイテムが必要で・・・。
■最終回の感想
今回の最終回を見て思ったのは、ドラマって登場人物が
様々な状況に陥るけれど、その中で「ベストの選択」を
取らなければ、いけないなと。
その「ベストの選択」を取ろうとしていることを観ている人に
納得させなければいけないなと。
そう思いました。
例えば、よくドラマである登場人物が恋人を追いかけるために
成田空港まで追いかけるシーン。
これ、主人公がタクシーを途中で降りて、成田空港まで走るシーンが
必ずと言っていいほどあるじゃないっすか?
これのシーンって何が良いって「走る」ということが選択できる
なかで「ベストな選択」だから良いですよね。
まず、間違っても、登場人物がスタートから成田まで走るのは
バカですよねwww
あとは、タクシーが渋滞にはまってしまうことから、走るという必然性が
生まれるわけですよね。
で、話をギャルサーに戻すと、今回ほとんどのシーンで登場人物が
「ベストな選択」を取ってないので、観ている人は登場人物を
応援出来なくなっているんだよね?
「シンノスケが危篤」→ジェロニモの救いの儀式で救おう!
・えっ?病院にそのままいた方が治る見込みあるんじゃない?
みんな(ギャルサーたち)観たことないよね?そんなオカルト的なことに
普通、やってみよう!ってみんな思うかな?
・警察官が病院の患者を勝手に連れ去ってもいいの?
と、これだけでなく特に最終回がもっとも「ベストな選択」じゃない
ところが目についたんだよね?
ギャルサーの8話は、非常に良かっただけに残念です
(彼らはベストな選択をしていました)。
そして、最後にこの話のまとめ方が納得いかないのが、レミ(鈴木えみ)が
ギャルサーを解体するんですよね。
あれほど、サキ(戸田恵梨香)はパラパラを踊って、いつかステージに
立てるようになりたい、と言っていたのにその気持ちを全否定。
話の流れとしては「パラパラという狭い世界で閉じこもってないで
早く自立した大人になれ」という方向に。
ギャルサーの話って、子供に対して大人が上から目線で「早く大人になりなさい」
っていう話だったのか!!
ちょっと感じ悪いぜw
なので、作り手の方向として、ギャルサーを肯定しているわけでなく
早くそういった内輪のサークルはやめなさい。っていう形。
いや、全然ギャルサーをやりつつ、大人として自立していくっていう
話でも良いと思うんだけど!