世界の中心で、愛をさけぶ(最終回)
前回のシーンの最後でアキ(綾瀬はるか)がこんなことをサク(山田孝之)に言います。
「天国ってあるかなと思ったけど、ないね。だって、サクちゃんといるこの世界が”天国”だもの」と言います。(うる覚えですが。。。)
そう言って数分、アキは意識を失います。
そんな7月から始まった「世界の中心で、愛をさけぶ」も今回が最終回。
今回はどんな回になるのでしょうか??
さて、病院に運ばれたアキはついにいきを引きとってしまいます。
それを母親から聞いて、取り乱すサク。
”亜紀に告白するボウズ(柄本佑)”周りの空気に流されず、自分の気持ちを率直に言うのがボウズの良さでもありました。
さて、現代のサク(緒形直人)がアキの骨をやっとまけたことで、サクの17年間の葛藤もひとまず終了です。
久しぶりに「あーもう終わっちゃうのか。。。」と非常に残念に思ったドラマでした。
ところで、話は変わりますが、あのラストシーンは何でしょうか?
急に唐突にアキとサクが登場します。
そして二人は手をつなぎます。
これって何なのでしょうか?
俺はこれを観て
「うん?何かこれ見たことあるな?」
って思いました。
・前の場面に関係なく”唐突”で
・そこは光り輝いた世界で
あっ、これって
アキに急に外出許可が出たシーンだったり
アキとサクが結婚式をするシーンだったり
これらのシーンに共通しているのが
・前の場面に関係なく”唐突”で
・そこは光り輝いた世界で
そこは何だか夢(もしくは天国)のように幸せに
満ち溢れた世界。
もしかして、世界の中心で、愛をさけぶは「17年前」と「現在」と「夢」の
3部構成で出来ている世界なんじゃないかな?って。
その3つが交差した構成になっているんじゃないか?って。
非常に素敵なドラマでした。