タイガー&ドラゴン|最終話 子は鎹(かすがい)
貴乃花、今めちゃくちゃ痩せていますよね?
「弟よ!ちゃんこ鍋でも食べて力つけろ?」
と、ちゃんこダイニング若こと若乃花が言って、仲直りするのが
一番良いイメージ。
こんにちは。はるとです。
さて、いよいよタイガー&ドラゴンも最終話。今回は子は鎹です。
ちなみに、ドラマの中でも説明がありましたが「子は鎹」とは
「子別れ」という古典落語が三段に分かれていて、その最後の
段を「子は鎹」と言うそうです。
なので、本来の古典落語では長い。
以前の「猫の皿」の会で、小竜(岡田准一)が柳亭小しん(小日向文世)に
「子別れ」を教わりに通った回がありましたよね。
その時、柳亭小しんは、小竜にいじわるで寄席の前日まで「子別れ」を
教えることはなかったというシーンは覚えていると思います
(1日で覚えられるものなら覚えてみなさい)。
なるほど!それだけ「子別れ」って長いんで、1日で覚えるのは難しい
んだー!!
と今回の放送で思いましたね。
■あらすじ
小虎(長瀬智也)が逮捕されて3年。出所の時を迎える。
もう見たくないと周囲に言う。それを見かねた、竜二(岡田准一)は、、、
■感想
良い形で終わって良かったです。前回と前々回の話はちょっとしたバイオレンスな
話で、ちょっといつものトーンと違うなと。
で、今回は、いつもの「これぞタイガー&ドラゴン!」という話。
どん兵衛と小虎の師弟?親子?もしくは恋人w?と言ってもいいくらいの
関係が、ほんと良い話だなーって。良い最終話です。
今回は名シーンの連続で、どのシーンも良いシーンでお腹いっぱいw
良かったですね。
どん兵衛の今までの気持ちが爆発するシーン。
あと好きなシーンは、このドラマで俺は、人知れず淡島(荒川良々)が
一番好きなのですが、淡島のシーンも良かったです。
3話の中で、
>「どちらが先に真打ちになるか競争しましょう」
と小虎に宣言するシーン。
そして、今回の最終話では、小虎が刑務所に入っている3年の中で
「抱かれたくないタレント」で1位に入ってしまう。
カリスマから、ヘタレ、いじられキャラへ。
今、何やってんの?という小虎の質問に
「グルメリポートを少々。。。」
と答える、自嘲的で少し戸惑う淡島の目と言ったら。。。
真打ちを目指しているけれど、竜二に抜かされて。
で、方向性も見失って。
でも、それでも落語が好きでこれからも続けたくて。
そんな淡島のまっすぐな気持ちが伝わるシーンでした。
こんな感じで、主要なメンバーの小虎や竜二やどん兵衛のキャラクターも
良いですが、それ以外のメンバーも光っているのがタイガー&ドラゴンでしたね。
テレビドラマの最終話っていつも「あー、、、もう終わりか。。。」と
寂しい気持ちになります。ただ、その寂しさの中にも「良いドラマだったな」
という満足感が今はあります。
良いドラマを今回もありがとうございました。
さてさて、次のクールは何のドラマを見ていこう??