タイガー&ドラゴン|第10話 品川心中

f:id:harutohosi:20150618212254j:plain

Q.ウール製品の夏物の服をなんという?

 

A.ウールビズ!!

 

こんばんは!はるとです。

 

ということで、とうとう来ました第10話。今回の話は品川心中です。

 

f:id:harutohosi:20150618213256j:plain

 

■あらすじ

虎児(長瀬智也)のいる新宿流星会の存続が危うくなり、そこにウルフ商会の

力夫(橋本じゅん)から、身売りの話を持ちかけられる。

一方、竜二(岡田准一)は落語を再び弟子入りすることを決意し、父に

頭を下げに行くが。。。

 

 

f:id:harutohosi:20150618214133j:plain

 

■感想

話としては、前回の粗忽長屋の続きでしたねー。ヤスオ(北村一輝)は

出てこなかったけれど、ウルフ商会が再び登場です。

 

前回の話もそうなのだけれど、話のトーンが落語の人情話というよりは

今回もバイオレンスなんですよねー。

 

人が死んだりとかそういったことはないけれど、流血しているシーンは

痛そうなシーンとして、流血しています。

 

ほんと、新宿流星会の組長(笑福亭鶴瓶)が流血しているシーンや

ウルフ商会の構成員が流血しているシーンは見ていて痛そうです。。。

 

 

ちょっとトーンとして血なまぐさい傾向があるのが今回の放送。

 

なので、前々回まではヤクザ兼落語家の虎児が

メイン・落語の人情話

サブ・ヤクザな話

 

だったのですが(取り立てのシーンとか、コミカルなシーンでしたよねw)

前回から

メイン・ヤクザな話

サブ・落語の人情話

 

と変わってきているんですよね。

 

 

それを良しとするのもいいかもしれませんが、今までの「落語の人情話」が

好きだった自分としては、ちょっと前のめりに見ることが出来ないんですよ。

 

その影響のせいか、今回のサブとしての落語の人情話も中途半端な

傾向があるんですよね?一席もうけた品川心中の新作落語も、ちょっと

取ってつけたようだし、オチも同じ言葉を言っているだけだし。。。

自分の期待しているタイガー&ドラゴンとは違って、少し残念です。

 

 

最後に、今回の話の途中で、どん兵衛西田敏行)が言っていました。

品川心中を虎児と竜二に、教えている時のことです。

今の品川心中は、ほとんどの噺家は「前半部分」までしかやらないと

いいます。

 

どん兵衛「後半は金三が復讐する噺で今は誰もやらないんだ」

竜二「何でだよ!?」

どん兵衛「暗くて笑えない噺なんだ。そんな笑えない噺なんて

誰も聞きたくないだろ?」

 

 

そう、どん兵衛に言わせているのに、暗くて笑えない噺を今回する

んだよなー。。。

 

次回は最終回らしいけれど、その暗くて笑えない噺を気持ちよく

オチまで持っていて欲しいです!!完成度の高いオチを

タイガー&ドラゴンは何度もやってきたので、最終回に期待しています!

関連記事