タイガー&ドラゴン|第10話 品川心中
Q.ウール製品の夏物の服をなんという?
A.ウールビズ!!
こんばんは!はるとです。
ということで、とうとう来ました第10話。今回の話は品川心中です。
■あらすじ
虎児(長瀬智也)のいる新宿流星会の存続が危うくなり、そこにウルフ商会の
力夫(橋本じゅん)から、身売りの話を持ちかけられる。
一方、竜二(岡田准一)は落語を再び弟子入りすることを決意し、父に
頭を下げに行くが。。。
■感想
話としては、前回の粗忽長屋の続きでしたねー。ヤスオ(北村一輝)は
出てこなかったけれど、ウルフ商会が再び登場です。
前回の話もそうなのだけれど、話のトーンが落語の人情話というよりは
今回もバイオレンスなんですよねー。
人が死んだりとかそういったことはないけれど、流血しているシーンは
痛そうなシーンとして、流血しています。
ほんと、新宿流星会の組長(笑福亭鶴瓶)が流血しているシーンや
ウルフ商会の構成員が流血しているシーンは見ていて痛そうです。。。
ちょっとトーンとして血なまぐさい傾向があるのが今回の放送。
なので、前々回まではヤクザ兼落語家の虎児が
メイン・落語の人情話
サブ・ヤクザな話
だったのですが(取り立てのシーンとか、コミカルなシーンでしたよねw)
前回から
メイン・ヤクザな話
サブ・落語の人情話
と変わってきているんですよね。
それを良しとするのもいいかもしれませんが、今までの「落語の人情話」が
好きだった自分としては、ちょっと前のめりに見ることが出来ないんですよ。
その影響のせいか、今回のサブとしての落語の人情話も中途半端な
傾向があるんですよね?一席もうけた品川心中の新作落語も、ちょっと
取ってつけたようだし、オチも同じ言葉を言っているだけだし。。。
自分の期待しているタイガー&ドラゴンとは違って、少し残念です。
最後に、今回の話の途中で、どん兵衛(西田敏行)が言っていました。
品川心中を虎児と竜二に、教えている時のことです。
今の品川心中は、ほとんどの噺家は「前半部分」までしかやらないと
いいます。
>どん兵衛「後半は金三が復讐する噺で今は誰もやらないんだ」
竜二「何でだよ!?」
どん兵衛「暗くて笑えない噺なんだ。そんな笑えない噺なんて
誰も聞きたくないだろ?」
そう、どん兵衛に言わせているのに、暗くて笑えない噺を今回する
んだよなー。。。
次回は最終回らしいけれど、その暗くて笑えない噺を気持ちよく
オチまで持っていて欲しいです!!完成度の高いオチを
タイガー&ドラゴンは何度もやってきたので、最終回に期待しています!