話がきちんと繋がっているのがスゴい!|野ブタ。をプロデュース 9話
今年も終わりですねー。。。
「10年前何してた?」ということで、2005年の1年を動画でまとめてみました。
こちらも見てみてくださいね!
こんばんは!はるとです。
さて、次回で最終回!野ブタ。をプロデュースの9話を、今回紹介
したいと思います。
■あらすじ
修二(亀梨和也)たちのプロデュース作戦を邪魔する真犯人が信子(堀北真希)の
唯一の友達、蒼井かすみである事が判明し、修二は信子を傷つけまいと真実を頑なに
伏せる。 しかし蒼井は、修二の優しさや想いを利用し、3人にじりじりと接近して
くる。 そんな矢先、蒼井が、プロデュース作戦に参加させて欲しいと言い出し、
真犯人の秘密を守り通したい修二はその要求を受け入れる。 修二、彰(山下智久)、
信子の3人は、蒼井の強引なプロデュース作戦に振り回され・・・。
■感想
今回の放送も楽しく見させてもらったのだけれど、今回改めて思ったのが
このドラマって「ほんと良く出来ているなー」っていうことなんです。
これ文字にすると、当たり前に見えるかもしれないけど「1話1話が
きちんと繋がっている」ところが素晴らしいなと。
例えば、今回のクラスメイトのかすみが自殺をしようとするシーン。
ここで、かすみが信子に「私のことを許してくれたら、自殺を取りやめる。
許してくれなかったら、自殺する」と決断を迫りました。
見てて、俺は「うん?どういうこと?」と思ったのが、このシーンで
信子はかすみに対して「死なないで。でも許さない」ということを
強い意思を持って主張するんですよね。
「えっ?そんな緊迫したシーンでも信子は”許さない”んだ。。。下手すると
死んじゃわない??」
と最初、自分は思ったんです。だけど、よく考えると信子は、ずっと1話から
こうでした。自分の言ってきたことを、ずっと曲げてこなかったんですよね。
例えば、4話のケーキのシーン(まり子【戸田恵梨香】のケーキは❞心❞が
こもっているからちゃんと食べた方が良い)とか昼ご飯のリポーターで
「まずい」とはっきり言っているとか。自分の思ったことは偽りなく
伝える。それが信子。
キャラクターがきちんと繋がっているし、起こった出来事も1話完結ではなくて
丁寧に次回、そのまた次回に繋がっているのがすごいところ!
他の例としては、今回の、修二がクラスメイトの前で頭を下げるところも
「言葉が伝わらない怖さ」という前回で語っていたことが
そのまま生かされている良いシーンでした。
言葉が伝わらない怖さを前回、知った修二が、それでも信子に対して何か
出来ないかと思い、言葉を伝えようとする。
で、野ブタ。をプロデュースの前クールの「女王の教室」が俺としては、とても
苦手だったのが、この「話の連続性」がないことも苦手な要因の一つ
だったんですよね。。。(あれ?前回、こんなことあったのに今回なかったことに
なってない??とかね)
一方、野ブタ。をプロデュースは、おそらく、しっかりとしたキャラクター
というのが出来ているんじゃないですかね?
それを元に話が展開しているから、見ている人は「よく出来ているなー」と
思うのではないでしょうか。
そんな、野ブタ。をプロデュースも次回が最終回。今までの「話の連続性」が
どう生かされて、どう素敵な形で締めくくってくれるのでしょうか??
(ただ、仮に次回が期待外れでも、今までの話が良かったので、自分としては
もう満足です。笑)