世界の中心で、愛をさけぶ(第9回)
今回の第9回は私としては「夢」(のような幸せな時間)と「現実」パートに分かれていました。
「夢」・・・サク(山田孝之)とアキ(綾瀬はるか)が結婚式をするまで
「現実」・・・抗がん剤の副作用でボロボロになっていくアキ
なので、この2つの
「夢」のパートと
「現実」のパート
では、キスの意味合いが全く変わってきます。
まるで、結婚式をした日が遠い日であったかのように、アキは抗がん剤の副作用で変わり果てた姿になってしまいました。ほんの少し残っていた希望さえも、全く残っていないように。
サクは結婚式のシーンでも泣きますし、髪の毛が全く無くなったアキとのキスシーンでも泣いています。
同じ泣くシーンですが、どうしてサクは泣いているのでしょうか?
「夢」・・・あの時、恋焦がれたアキが今、戻ってきたようで泣く。
「現実」・・・その夢が失われつつあることを知って泣く。
ということなのでしょうか。
次回はサクは空を見せたいと言います。サクはアキを連れ出すのでしょうか?