ALL YOU NEED IS KILL
最近、CMによく出ている女の子って「香里奈」って言うんですねー。
【CM】香里奈 積水ハウス シャーメゾン(「部屋から素敵になろう」シングル篇) 30秒 - YouTube
争いの予感!!
こんばんは!はるとです。
さて、今日紹介するのは、集英社スーパーダッシュ文庫の
「ALL YOU NEED IS KILL」です。
普段、ライトノベルはあまり読まないのですが、なんとなく、本屋で
手に取って、気になったので買ってみましたが、
一気に読んでしまいました。
この前紹介した、、、
第8回スニーカー大賞受賞作(涼宮ハルヒの憂鬱) - 10年前ブログ
もそうですけど、ゴメンナサイ!
ライトノベルということでバカにしていましたけど、
ALL YOU NEED IS KILL、相当面白いっす。
ストーリーとしては、日本の千葉を舞台にした近未来(なのかな?)が
舞台。ギタイという正体不明の地球外生命体との戦いの中で、主人公の
キリヤ・ケイジが同じ1日を繰り返すループに巻き込まれるという話。
この話は、主人公のキリヤ・ケイジが実戦の経験を通しての「成長」が
主軸として描かれています。ただ、すごいなーって思ったのが
「人間は経験をすることによって”成長”する」ということが主人公以外の
ところでも細やかに描かれているとこなんすよね。
・装備するジャケットがどのように進化していったのか
・リタ・ヴラタスキがどのように戦場でのスキルを身につけていったのか
様々なストーリーの「設定」が点でなく「線」として語られていることの
多さ(ジャケットの現在の設定だけでなく、過去の設定も自然に紹介)が
この小説のすごい!と一番思ったところです。
なので、この小説はほんとに細かなところまで、設定が行き届いていて
きっと描かれていないところにも「裏の設定」(その人物や場所や武器の
過去の設定)があるんだろうなと。
いわゆる、設定が緻密でリアリティがある小説だと感じましたよ。
そんなALL YOU NEED IS KILLは一気に読ませて、読後は
ちょっと切ない。2回、3回とループしてまた読んでしまいました。