「会計」を使った自己啓発書|さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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最近、うなぎの卸売価格がうなぎのぼ・・・(全部言わせるなw)
こんばんは、はるとです。
さて、今回紹介するのは、めちゃめちゃ売れていますね。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」というタイトル、インパクト大のこの本です。
ちょっと余談ですけど、この本のタイトルって、大喜利のお題みたいですよね?
お題:「さおだけ屋が潰れないのはなぜ?」
答え:「買うと一緒についている、ipodが超人気!!」
みたいな?
■概要
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
身近な疑問から、会計の基礎を学んでいく一冊。他にも「ベッドタウンにフランス高級料理店??」「あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるの?」など日常の疑問から会計を分かりやすく紹介。
■感想
「分かりやすい!!」
それがこの本の感想なんすよね。この著者の山田真哉さんは、公認会計士をする前には塾の講師をやっていたそう。
なので「分かりやすく伝える」に、特化したのがこの本。
あまりにも分かりやすい本なので、この本のスゴさに気付かなくなってしまいそうですが、、、
・専門用語を出来るだけ使わない(会計の専門用語は素人には難しい。。。)
・具体例が分かりやすい(機会損失を説明する時に、スーパーの完売の例で伝える)
・数字を使うことによって、説得力がある文章になっている
・この情報はあなたにどんなメリットがあるか?(〜を意識すれば、あなたの話し方に説得力が増すよ!とか)
など、塾講師テクが満載なんですよねきっと(絶対、上のことを意識しながら授業やっていたって!)
さてさて、そんな「分かりやすい」この本が最も伝えたいこととしては、どんなことがあるか?
それは「会計」とは会社の「実態」を知るためのもの。
つまり「会計」の知識を得ることは、会社の「実態」を知るだけでなく、広く「世の中」を知るためのものにもなるのである。
あなたの生活をより良いするものにするために「会計」を学ぶのはいかが?