主役と悪役を分けすぎると、見ていてツライ|女王の教室4話
居酒屋の「土間土間」が「どまネコ」というキャラクターを作る予感!
「どまどまイエー!!」とかね??
こんばんは!はるとです。
ってことで、今日は女王の教室4話いってみましょう!!
■あらすじ
ボイコットを画策したクラスに阿久津真矢(天海祐希)は罰として、毎週のテストではなく毎日課すことにする。また、クラスを班分けをして、態度の悪い班は連帯責任を負わせることに。班のリーダーとして、和美(志田未来)たちを監視する馬場久子(永井杏)。そんな時に島田マリ(柳田衣里佳)の財布が盗まれる事件が起こり。。。。
■感想
今回、びっくりするほど「主役」(和美たち)と「悪役」(監視役の馬場や恵里花[梶原ひかり]など)が分かれて描かれていました。
もう、何のためらいもなく「悪役」の生徒たちは「悪役」として描かれています。馬場ちゃんのために、和美がかばったはずなのに、その恩を100%忘れたように馬場ちゃんは振る舞う。
その「悪役」の描き方はたとえば「何か理由があって、和美に悪く振る舞う」のではないんですよね。。。
もう性格だったり性根だったり、そういうものがネジ曲がっていることとして、描かれているんです。(特に理由が描かれない)
なぜ、そんなひどいことをするか?それはひどい人間だから。
で、そんなのを見ていて、何か、こういう「善」と「悪」がはっきり描かれすぎていると、俺苦手だなー。
女王の教室って「2話」が非常に良かったんで、毎週楽しみに見ているんだけど、ちょっとこういう描き方だと、見ていてツライんだよねー。
「いい加減目覚めて」欲しいんです。現実の世界に、こんな「善」と「悪」がはっきり
分かれていることってないんです。
お互いが、お互いの「立場」で一生懸命生きているだけなんです。
それなのに、今回の放送の描き方って
「和美」→圧倒的に可哀想
「馬場ちゃん」→ほんとクズ
そういう描き方じゃないっすか?
ほんと、こんな人いる?っていうくらい、「悪役」な描かれ方じゃないっすか?
ドラマの中では、和美の味方は今ほとんどいないけど、視聴者はほとんどが和美の味方で、馬場ちゃんに関しては「ほんとクズ」って思っている。そんな描き方。
そういう雑な描かれ方を見ると「脇役」の人って可哀想だなー。。。って見ていて俺はツラくなるんです。
それぞれがそれぞれの人生を一生懸命生きているんです。だけど、この「脇役」の描かれ方は、ただ「主役」をのちに輝かせるためだけ、その一点のみの描かれ方なんです。
そんな「脇役」な人生って何なのだろう?そういうことを考えると、見ていてツライです。
関連記事